昔語り(2)

私の過去について適当に語っているだけなので、興味のある方だけ続きをどうぞ。
前回はこちら。



小学3年生の頃だったと思いますが、漫画に出会って触発された私は、
自分でも漫画を描き始めるのでした。今思えば黒歴史やな...

んで、その黒歴史を暴露しますと、
漫画のタイトルは「ハスキーマン」...犬がスーツ着てマント付けて敵と戦う！という漫画でした。
子供のころに家にあったハスキー犬のぬいぐるみが元ネタ。うん、まぁその。

主人公のハスキーくんに、ライバルポジションのシバイヌくん、
秀才キャラで何故か眼鏡かけてる警察犬くんが、
が、宇宙から侵略してくるクチビルオバケみたいな敵を倒すという...

当時の小学生クオリティを忠実に再現してみた。

oh...

書いてて居たたまれなくなってくる。黒歴史なんて暴露するもんじゃないな。


内容はさておき、漫画を描くといっても、所詮子供の落書きでした。
ネームなんて概念は当然持ってなかったので、2つ折りにした紙に下書きもせずに
ボールペンで直書きです。コマ割りも適当というか、1ページを縦横6分割しただけでした。
背景の描きこみなんて当然していないですし。
それだけ適当な作り方してたので、筆は早く、生産量だけは無駄に多かった。
12ページくらいの小冊子が1年間で24冊くらい溜まっていました。描きすぎだこれ。

そして、そんなのを当時の友達に見せる自分。恥ずかしげもなく何様よ！
しかも段々と痛々しくなっていくんですよね。かっこいいものを描きたくなったのか、
キャラが8頭身を超えて10頭身くらいになっているし...ヒロインキャラが出てくるし...
無駄にキャラ増やしまくってるし...確か図書館で犬の図鑑見ながら考えてた...

そんな漫画制作活動を2年くらい続けていたようで、いつの間にか漫画描きが
趣味になっていた気がします。転機が訪れるのはもう少し後ですね。



さて、話は変わりますが、コンピュータというものに出会ったのもこのころでした。
友達のK君がパソコンをもらったということで、見に行ったのが最初でした。
そのパソコンは、今から見れば相当旧式のコンピュータでしたね...当時ですら旧式だった
気もしますが。なんといっても、保存媒体がカセットテープでしたからね！
インタフェースもCUI、黒い画面に緑の文字だけが映るかなりレトロな感じでした。

そんなコンピュータでも、ゲームは一応遊べたので、やらせてもらった覚えがあります。
確かレースゲームなんですが、アスキーアートで頑張ってコースと車を再現した
すごいゲームでしたね。当時はそれが当たり前だったのだろうか。
遊ぶのにカセットテープの読み込みで30分くらい待つというのがまた...
今を思うと、コンピュータの進歩というのを本当に実感しますね。



さて、そんな感じで色んな物に興味を示し始めた頃。
私が通っていた小学校では、小学4年生からクラブ活動に参加することになっていました。
クラブ活動は好きだった覚えがあります。まぁ遊びの延長みたいなものでしたからね。
一番人気はプラモデル、二番人気はイラストでした。定番ですね。
4年生に進級してすぐ、どのクラブに入るか決めるのですが、人気のあるところは
抽選になるので、第三希望まで出すことになっていました。
私も一番プラモデル、二番イラストにしつつ、第三希望は「鉄道」クラブで希望を出しました。
何で鉄道にしたんだっけ。Nゲージっぽい模型を見せてもらったからだった気がするな。
もうよく覚えていないけども...

で、抽選の結果、鉄道クラブに入りました。
...別に鉄ヲタ発症したという話ではないですよ？所詮小学生の集まりですし。
ただまぁ、旅行が趣味になったきっかけの一つかもしれません。
時刻表を買って、旅行計画を立てて、名古屋辺りまで行った記憶があります。(先生の付添ありでしたが)
そんな感じで1年間過ごし...

5年生のクラブ選択でもまた一番プラモデル、二番イラストを選び、抽選漏れ。
第三希望に選んでいた「パターゴルフ」クラブに入る私。上級生優先だからね、仕方ないね。
このクラブはただ淡々とパターゴルフで遊んでいただけでしたな。楽しかったけども。
そんな感じで1年間過ごし...

6年生。3度目の正直で...と思っていましたが。
前年に小学校にコンピュータルームが新設されまして。新たにコンピュータクラブが発足。
私は迷うことなくコンピュータクラブを第一希望に選択し、無事参加できたのでした。

このクラブも特に方針はなく、パソコン(確かMac)に入っているアプリケーションで
ただ遊ぶだけのクラブでした。なので、私はここでひたすらイラストを描いていました。
ここでCG技術が身についた...訳ではなかったです。遊んでいただけですしね。
ただ、この時私は自分のパソコンを買うことを密かに決意していたのでした。



さて、話は少し巻き戻りますが、私が小学5年生の時、あるゲーム機が発売されました。
名機「NINTENDO64」です。

ゲーム好きだった私はその年のうちに買ってもらい、遊んでいたと思うのですが...
情報収集のためか、合わせてゲーム雑誌を買うようになっていました。

その「とあるゲーム雑誌」が、私を深淵へと引きずり込んだのでした。


続きます。