TOYOHASHI OPEN DATA HACK 2015 11月 Finalに参加してきました。
...ええ、うちの会社が協賛している勉強会なんですがね。
このOPEN DATA HACKは、7月から3度に渡って行われてきた、
豊橋市のオープンデータをテーマにしたコンテストです。
今回が3回目ということで、これまでに発表された企画から最優秀賞を決定するということですね。
私はここ数か月忙しすぎて企画を出せませんでしたが、アイディアを後輩に伝えて
代わりに企画を出してもらったところ、1回目で優秀賞を獲っていたようです。
※その日は確か熱を出して倒れていたんだよなぁー。
その後独自の企画に発展していってるようですし、最終的にどうなったのか、見届けようと思います。
まずは11月の新しい企画。
■ 触れるオープンデータ
豊橋市が公開しているオープンデータのひとつ、小学校校区のデータを使って
パズルを使うという企画。パズルは3Dプリンタを使って作ったそうです。面白い発想ですね。
校区ごとの人口元に、ピースの厚みを変えているそうで。
これは、小学校の社会科の授業などにも使えそうですよね。
完成したパズルは実際に体験することができました。
意外に難しい?
完成です!
■豊橋妖怪データベース化
ばったり堂の内浦さんは豊橋妖怪を調べたり本を出したりしている方だそうで。
前回のコンテストで、「やってみたい」部門ということで、
豊橋妖怪のオープンデータ化を発表されていましたが、今回は実際にやってみたそうですね。
妖怪の言い伝えが残っている場所を
オープンデータとして公開。
妖怪データベースがオープンデータ化ってなかなか無いんじゃないでしょうか?
ユニークなアイディアで面白い。まずやってみることが大切ですよね。
■豊橋妖怪をAR表示させてみた
こちらも豊橋妖怪にちなんだ企画です。...実はこの企画には私もちょっと関わりました。
AR(拡張現実)技術を使って、タブレットのカメラを通して見た世界に妖怪の姿が!
というアプリですね。
私はプログラム担当ということで、昔作りかけていたARアプリを引っ張り出して
動くようにして、妖怪データと音楽を載せられるような状態にするところまで担当。
こんな感じで、気づかないうちに妖怪が背後に!
なかなか盛況でした!
まぁ、肝心のオープンデータを使っていない気がするのですが。
豊橋妖怪のデータベースがオープンデータ化したら、そっちを使う予定らしいです。
さて、以上3企画から、11月の優秀賞を投票で決定します。
結果は...
おお、ARアプリが優秀賞に選ばれました!おめでとうございますー。
そして、今回はこれまでの優秀賞の中から、最優秀賞を選ぶ、ということで。
7月、9月の優秀賞のプレゼンが行われました。
■7月優秀賞:豊橋避難所案内係「とよひなくん」
私の後輩達が発表した企画です。私は最初にアイディアだけ提案したけど、
しっかり独自の企画として昇華してくれました。よかったよかった。
災害時、オフラインでも最寄の避難所まで
案内してくれるアプリです。
説明も堂々としていてよかった。
実際、災害時は通信インフラがどうなるかも分からないですし、
オフラインでの利用を前提に考えているのが素晴らしいですね。
■9月優秀賞:豊橋API
オープンデータって、市のホームページなどでデータは公開されているんですが、
WebAPIとして、そのまま利用できるわけではないんですよね。少なくとも豊橋市は。
そこでAPIを作ろうという企画。開発者である自分としてはとても興味深いです。
これができたら、いろんなアプリが作れそうです。
そして、11月優秀賞の豊橋妖怪ARアプリ。この3つから最優秀賞が決定されます。
こちらは投票ではなく、審査員による判定で決まります。
発表を待つ。
さて、結果は...
じゃーん!
(見づらいですが、真ん中に1と書いてあります)
ということで、豊橋APIが最優秀賞に選ばれました!おめでとうございますー!
以上TOYOHASHI OPEN DATA HACK 2015の様子でした。
こういった活動を広めていくことで、行政にもオープンデータを公開することの
価値を知っていってほしいですね。市役所の方も来られてましたし、
これで豊橋市のオープンデータが充実していくといいなぁ。
以上で報告を終わります。ご覧いただきありがとうございました!
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